2014年9月27日土曜日

故郷で



ようやく過ごしやすい季節になりました。




秋分の日に夫とそれぞれの実家へお墓参りに行ってきました。

夫の実家は兄が渋川駅まで迎えに来てくれ
帰りは上牧の温泉宿まで送ってくれました。
辰巳館は山下清ゆかりの古い宿です。
原画も展示されていました。お部屋の入り口で
迎えてくれる埴輪がやさしい雰囲気の静かな宿でした。

 
 
 
 
 
 
 
 


翌朝は沼田から実家の義妹Aさんが
迎えに来てくれて川場の田園プラザまで
田舎道をドライブしました。

今、稲刈りの真っ最中で
黄金色に染まった田んぼ、
リンゴが赤く色付き
道端には彼岸花やコスモスが咲いて、、、

なんとも贅沢な景色を眺めながらのドライブでした。

帰りに立ち寄った友人Nさん宅では
懐かしい思い出話に花が咲きました。
お土産にいただいた
シャインマスカットや伊豆錦などの葡萄は
新鮮でパリッとした皮の中に
ジューシーな甘さが広がります。




久しぶりに夫と訪ねた故郷でした。
一泊の小さな旅もいいものです。
 







2014年9月14日日曜日

マフラー


爽やかな日になりました。






午前中は久しぶりに大学生のピアノレッスンがありました。
すっかりスマートになったSさんです。
どうしたらそんなにスマートになれるのかと
聞いてみたら体操の試験があって
それに向けて頑張った結果、、、とのことでした。
羨ましいかぎりです。



織りあげたマフラーの仕上げをしました。
赤いほうはラムウールでふんわりとしています。
ストールといったほうがいいですね。
幅が広くたっぷりしていて
ひざ掛けにもよさそうです。
寒い日、部屋の中に赤いものがあると嬉しくなります。




 
 
 








こちらはカシミヤとラムウールの糸とシルク糸を染色してから
織りました。
縮絨して仕上がりです。

ウールを暑い夏に織るのは敬遠してましたが
編み物と違って膝に乗せないので
意外と楽でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

2014年9月11日木曜日

ポーチいくつか

 
 
 
涼しくなって、 秋の庭の雰囲気を楽しむというより
蚊に刺されないようにつけるこのこの頃ですが
またまた大雨警報のニュースが流れています。
皆様、お気をつけくださいね。



 
 





今年も織りボランティアが始まりました。
お預かりした織り生地を有効に活用して
温かみのある作品を、、、


ペンケースやポーチを何個か作ったところです。




 
 
 
 
 
 



2014年9月6日土曜日

我孫子散歩


庭作りが進んでいます。

紅カナメとカイズカイブキをすべて伐採、撤去して
柵にしました。
杭を打ち、板にペンキを塗り、、、、少しずつ進んでいる
夫の手仕事です。



 
 
先日、我孫子の吉岡茶房に再びかき氷を食べに行き、そのあとで
我孫子市白樺文学館を訪ねました。
ちょうど柳宗悦展が開催中でした。




下の音楽室にはオーディオセットがあり
柳宗悦婦人で声楽家の兼子さんのCDが流れていました。
ピアノ伴奏は小林道夫さんで兼子さんのお声もかなりのお年のようです。
そこで聞いた竹久夢二作詞の「母」は心にしみるものがありました。
私の好きな日本歌曲の一つですが
今、この年になって聴くと
しみじみといいものでした。
90歳になってもピアノを教えていられたという兼子婦人です。

直筆の原稿は読めないながらも味わい深いものが伝わります。
柳宗悦夫妻の我孫子来訪百年ということで
この企画展では日本民藝館の所蔵品も多く展示されていました。
手賀沼のほとりに志賀直哉、バーナードリーチ、武者小路実篤など
多くの友人たちと出会い、絆を深めたころからすでに百年が経ったのですね。
近くに住んでいながら初めて訪ねた文学館と志賀直哉住居跡でした。