綿入れ
寒くなりました。 でも本来の寒さですよね。
いままでが暖かかったんですから、、、
暮れのことですが
本屋さんでふと手にした「うかたま」という雑誌に
筑波の布団やさんの手作りの綿入れという記事が出ていました。
昔、綿入れの半纏やちゃんちゃんこは祖母や母が作ってくれたので
懐かしく思い出しなが眺めているうちに
腰布団が綿入れの初心者でも簡単にできそうに解説してありました。
雑誌を買い、
近くの布団やさんで綿も買って帰りました。
表地は家にあった縞木綿をはぎ合わせ
プロセス通りに縫って綿を入れて、、、、、できました。
腰布団より腰をすっぽり覆うほうが暖かそうなので
横長のエプロンのようなものに綿が入ったという感じです。
作りながら頭に浮かぶのは昔の風景でした。
手作りするのが当たり前だった布団、
着物のリメイクで作ってくれた「かいまき」
そして半纏やちゃんちゃんこ、、、
繭から真綿をひいていた祖母のこと
みんな、いとも簡単そうに布団や半纏を作っていました。
私に息子が生まれたときも絹の生地で軽くて暖かい布団を作ってくれました。
そんなことを思いだしながら
本をひろげて奮闘中の私のそばで夫が
また懐かしそうに昔の話など始めたりして、、、
いまは、軽くて暖かい素材がたくさんあり、手入れも簡単ですが
手作りの綿入れには伝えてくれる懐かしさ、温かさがあると思うひと時でした。
出来上がった腰布団は我が家の庭人さんへのプレゼント、、、
暖かいそうでこの冬の愛用品となりました。
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