2016年9月27日火曜日

懐かしい壁画


梅雨時のような毎日です。












先日、下車した上野駅で久しぶりに
見上げた猪熊弦一郎の大きな壁画 「自由」 です。
これは昭和26年に完成したそうですから私と同じ年です。
この上野駅を象徴する印象的な壁画が私自身の
思い出と重なります。





遠い昔の日 小学5年生ごろだと思いますが
父と上京したさいに上野か日本橋のデパートで
コートを買ってもらいました。
たぶん母から言われてたのでしょう、
私にデパートでオーバーコートを買うように、、、と。

どこのデパートか覚えていません。それにどんな
会話をしながら父と選んだのか思いだそうとするといつも同じ
ある種の匂いとデパートの雰囲気が浮かびます。
そしてそのブルーグレーのウールのコートが大好きで
よく着ていたということを思いだします。
この壁画のようなブルーグレーでした。
色黒の私に似合っていたと思います。
沼田から上京して慣れないデパートで
照れくさそうに私のコートを探していたであろう父の姿を想像して
胸がいっぱいになります。
いつも買い物があまり上手ではなかった父の
この買い物は母から満点をもらったことでしょう。

ふだんは通り過ぎてしまう上野駅の中央改札ですが、
ふと、この壁画を立ち止まって眺めるときにはいつも
こんなことを思いだしています。


今でもコートや冬の小物はブルーグレーが好きです。










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